Fly me to the moon

何をするでもなく,何の目的もなく,だらだらとYouTubeを見ているときがあるのだけど,お勧めで突然出てきたFly me to the moonの動画。

www.youtube.com

歌詞含めて知っている歌だったので,口ずさみながら聞こうか・・・と再生してみると,口ずさむどころか聞き入ってしまった。こういう人が歌の上手い人って言うのでしょうね。上手いだけじゃなくて,二人とも凄く楽しそうなのが素敵。

ところでこの曲をどこで知ったのかというと,初めてはアニメのエヴァンゲリオンエヴァを初めて見たのは約25年前。社会現象を起こしただけあって,いつの間にか私も嵌ったアニメの1つ。アニメ版のエンディングで逆さまの綾波レイがくるくる回りながら流れていたのがこの曲でした。

www.youtube.com

友人から借りたサントラCDにもこの曲が入っていて,高橋洋子版の他,アスカ版,レイ版といろんなバージョンの曲が入っていたため,自然と歌詞を覚えてしまっていました。

Fly me to the moon
Let me play among the stars
Let me see what spring is like on 
A Jupitar and Mars
In other words, hold my hand
In other words, darling kiss me

短い歌詞なのだけど,夏目漱石の「月が奇麗ですね」のように比喩を歌っているのが凄く素敵できれいな歌詞だと思う。比喩のネタバレを即座にしているところが欧米らしいようなところもありますが,当時はそうでもしないと歌詞の意味が伝わらなかったのでしょうね。

ちょっと,気になったので原曲を調べてみたところ,リリースは1954年。約70年前のケイバラードの曲でした。何とも息の長い曲。それだけみんなの感性に訴えるものがあるのでしょう。

www.youtube.com

この曲がヒットした直接の原因はフランクシナトラのカバーで,ちょうどアポロ計画の真っ最中だったことも影響したいたのだとか。このバージョンでは,
In other words, baby kiss me
と歌ってますが,やっぱり女性ボーカルの方がしっくりくるような気がします。

www.youtube.com

ちなみに,最初の動画の子たち,13年後のフライミトゥザムーンということで,2021年に再度コンビで動画を上げてます。

www.youtube.com

歌もギターも間違いなく上手くなってますが,私は昔の方が魂がこもっている感じがして好きです。

ただ,13年前も今も同じように仲がよさそうなところが一番ほっこりします。