ISPのBBS使っていた頃の日記

うどんうどんうどん


 先週岡山に学会で行ってきた。普段会うことの無い面々と飲みに行ったりして久しぶりに楽しいひと時を過した。私にとって恐らく最後の学会になるかと思うのだがゥB
 例年と異なり,学会最終日が土曜日だったこと,その普段会うことのない方が愛媛で働いていて,今回比較的近県なので岡山まで来たという事で,その方とその会社の同僚の方との3人で最終日の午後,四国の讃岐にうどんを食べに渡った。
 向こうの人達(というと失礼かもしれないが)は,首都圏の高校生のようにマクドナルド等のファーストフード店で屯すという感覚が無いようで,そういう場所として「うどん屋」が存在するようだ。こちら(関東)で売っているのかどうかは判らないが,「讃岐うどん攻略本」なるものまで本屋さんに普通に売っていて 2度びっくり。ご一緒した会社の方達も,愛媛から攻略を来ているようで(^-^;
 岡山から近いといっても橋を渡らなければ当然四国には渡れないため,悪名高き瀬戸大橋を渡って四国入りした。乗っているとあんまり橋の凄さを感じないが,以前,橋桁を下から見たことがあり,そのときは「うぉぉぉ,でっけぇぇぇ!!」と偉く感動したことを覚えている。後からきた方が坂出の駅駐車場に車を停めていた(一晩なんと1000円,安っ!)ので,それに乗り込んで移動。狭いといっても四国はやはり広く,1件目に入って食べ始めたのは2時過ぎ。既におなかはペコペコ。店に入って注文したときに「ハシゴスルゾー!」と言っていた意味がわかった。素うどんに近い形で出てきて,薬味をぱらぱらとしてずるずるっと。一応,大,小とあるのだが,なんにしても素うどんなのであっさり喰い終わる。そんな感じで3件はしごした。2、3件目は目と鼻の先だったのでちょっと辛かったが,いずれも完食した。そのうち家族でも連れてきてみたいものだ。
 すっかりおなか一杯になって満足満足だったのだが,これからどうしようということになった。一応仕事もあるし,松山にも行きたかったのだが,帰ることにする。さすがにこの距離だと交通手段として飛行機,新幹線,夜行列車,夜行バスと豊富。今まで寝台列車に乗ったことが無かったのと,他の手段だとアパートに戻ってくるのが午前様になって,さらに重いPCをえっちらおっちら運ばなくてはいけなかったから,寝台列車で帰ることにする。
 ところが夕方なんかに夜行が出るはずも無く,出発時間まで3時間以上。小一時間ほど喫茶店で暇を潰して,その後2時間ほど駅で待っていた。喫茶店で付き合ってくれたご両人に感謝感謝。四国らしく,電車が来る度に「瀬戸の花嫁」がかかる。瀬戸内海は日本では唯一,湾を除けば外海ではないので独特の雰囲気がある。いいところだと思った。
 9時42分発のサンライズ瀬戸に乗る。寝台は初めてなので,結構わくわくした。中でせっかく持ってきたPCででも仕事しようかと思ったのだが,電源が取れず断念。通常の寝台列車と違い,完全に個室となっていて快適だった。もっとも,小柄な私でもちょっと窮屈ぐらいなので,背の高い連中は大変だろう。気づけばいつのまにか寝ていた。東京に着いたのは7時,アパートに着いたのは9時前だった。