萬晩報

99年12月より購読しているメールマガジン萬晩報(よろずばんぽう)。ちょっと古いが、面白い話が載っていたので備忘録として記載。稲むらの火小泉八雲、ラフカディオハーン原作のお話。一人の村人が津波から私財を投げ打って村民を助けるお話なのだが、読んでいると何とも言えない切ないような、心温まるような思いが込上げてくる。英題が「A Living God」となっているのも非常に興味深く、まさにぴったりのタイトルだと思う。出来るなら五兵衛のような人間になれればとは常々思っているのだが、実際は自分の身の安全を第一に考えてしまう気がする…。